
こんにちは、ヤスオ(@ヤスオログ)です。
「1日5〜6時間のオンライン会議で、耳が痛い・蒸れる・自分の声が籠る」
そんな悩みを抱えていた私が、AirPods Pro 2から乗り換えて1年間使い続けているのが、Ankerのイヤーカフ型イヤホン Soundcore AeroClip です。
結論から言うと、オンライン会議がメイン用途なら、現時点でこれ以上の選択肢はなかなか見つからないと感じています。一方で、1年使ったからこそ見えてきた「ここは惜しい」というポイントもありました。
この記事では、実際に1年間、毎日のTeams・Google Meet・Zoom会議で使い込んだリアルな感想を、良い点も悪い点も包み隠さずレビューします。
目次
- 1 【結論】Soundcore AeroClip 1年使用の総合評価
- 2 Soundcore AeroClipを購入した経緯
- 3 1日5〜6時間のオンライン会議で耳が限界だった
- 4 カナル型は「自分の声が籠る」のもストレス
- 5 Anker Soundcore AeroClipのスペック
- 6 【良かった点】1年使ってわかったAeroClipの実力
- 7 オンライン会議が圧倒的に快適になった
- 8 片耳約5.9gの軽さで、つけていることを忘れる装着感
- 9 喋り始めの音切れがなく、声がクリアに届く
- 10 マイクのノイズキャンセリングが優秀すぎる
- 11 音質も良く、音楽鑑賞用としても十分楽しめる
- 12 マルチポイント対応で、PC+スマホの2台同時接続が可能
- 13 【改善点】1年使ったからこそ言える惜しいポイント
- 14 イヤーカフ型ゆえに音漏れはする
- 15 マルチポイントの切り替えがアプリでしかできない
- 16 価格は少し高め(ただし性能を考えれば納得)
- 17 ケースがワイヤレス充電非対応なのは惜しい
- 18 1年間使い続けた総評:オンライン会議メインなら「買い」
【結論】Soundcore AeroClip 1年使用の総合評価
先に総合評価をお伝えします。
| 評価項目 | 評価 | ひとことコメント |
|---|---|---|
| 装着感 | ★★★★★ | 片耳約5.9gで、長時間つけても耳が痛くならない |
| マイク性能 | ★★★★★ | ノイズキャンセリングが優秀で、雑音がほぼ入らない |
| 通話品質 | ★★★★★ | 喋り始めの音切れがなく、声がクリアに届く |
| 音質 | ★★★★☆ | オープンイヤー型としては十分。音楽鑑賞も楽しめる |
| バッテリー | ★★★★☆ | 本体最大8時間・ケース込み最大32時間で1日余裕 |
| マルチポイント | ★★★☆☆ | 対応はしているが、切り替えはアプリ必須で不便 |
| 音漏れ | ★★☆☆☆ | 構造上どうしても漏れる。大音量には不向き |
| 価格 | ★★★☆☆ | 17,990円とやや高めだが、性能を考えれば納得 |
- 1日に何時間もオンライン会議をするリモートワーカー
- カナル型イヤホンで耳が痛くなる・蒸れるのが苦手な人
- 自分の声が籠って聞こえるのがストレスな人
- 電車内など、周囲に人がいる環境で大音量で音楽を聴きたい人
- 3台以上のデバイスを頻繁かつクイックに切り替えて使いたい人(せっかちな人)
Soundcore AeroClipを購入した経緯
1日5〜6時間のオンライン会議で耳が限界だった

リモートワークが定着してから、TeamsやGoogle Meet、Zoomでのオンライン会議が絶えず続くようになり、気づけば1日5〜6時間はイヤホンをつけっぱなしという生活になっていました。
当時使っていたのはAirPods Pro 2。イヤホンとしての完成度は非常に高いのですが、長時間装着していると本体と耳が干渉して、夕方には耳が痛くなるのが日常でした。
さらに、カナル型特有の耳が蒸れるような感覚もあり、会議が終わるたびにイヤホンを外して耳を休ませる、という状態。正直、かなり不快でした。
カナル型は「自分の声が籠る」のもストレス

もうひとつの大きな不満が、自分の声が籠って聞こえること。
カナル型イヤホンで耳を塞ぐと、自分の声が頭の中で響くように聞こえるため、無意識に声のボリュームが大きくなってしまいます。長時間の会議ではこれが地味に疲れるうえ、装着時の不快感も相まって、会議のたびにストレスが積み重なっていました。
求めていたのは「会議メイン+動画鑑賞がそこそこ楽しめる」イヤホン
そこで探し始めたのが、以下の条件を満たすイヤホンです。
- メイン用途はオンライン会議。長時間つけても耳が痛くならない
- 耳を塞がず、自分の声が自然に聞こえる
- サブ用途として、YouTubeの動画鑑賞くらいは十分楽しめる音質
この条件にぴったりハマったのが、イヤーカフ型のSoundcore AeroClipでした。
Anker Soundcore AeroClipのスペック

購入前にチェックしたスペックをまとめておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイプ | イヤーカフ型(オープンイヤー型) |
| 重さ | 片耳約5.9g |
| Bluetooth | 5.4 |
| 対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| ドライバー | 12mm ダイナミックドライバー |
| 再生時間 | 本体のみ最大8時間 / ケース込み最大32時間 |
| マイク | 4基のマイク+AIノイズリダクション |
| 防水規格 | IPX4 |
| マルチポイント | 対応(2台同時接続) |
| 価格 | 17,990円(公式) |
ブリッジ部分には0.5mmの形状記憶チタンワイヤーと柔軟なTPU素材が使われており、耳をやさしく挟み込む構造。この設計が、後述する「長時間つけても痛くならない装着感」につながっています。
【良かった点】1年使ってわかったAeroClipの実力
オンライン会議が圧倒的に快適になった

まず何より、Teams・Google Meet・Zoomでの会議が本当に快適になりました。
イヤーカフ型なので耳の穴を塞がず、耳への負担はほぼゼロ。1日5〜6時間の会議をこなしても、AirPods Pro 2時代のような「夕方の耳の痛み」から完全に解放されました。耳が蒸れる不快感もありません。
耳を塞がないため自分の声も自然に聞こえ、声が籠る→無駄に声が大きくなる、という悪循環もなくなりました。
片耳約5.9gの軽さで、つけていることを忘れる装着感

片耳約5.9gという軽さは伊達ではなく、装着感は本当に良好です。
軽量ゆえに耳への圧迫感がなく、会議が終わったあとも外し忘れてそのまま作業を続けていた、なんてことも日常茶飯事。「つけていることを忘れる」という表現がまったく大げさではないレベルです。
喋り始めの音切れがなく、声がクリアに届く
Bluetoothイヤホンでありがちな「喋り始めの音量が小さくなる・途切れる」現象が、AeroClipではありません。
会議で発言するとき、最初のひと言からしっかりクリアに相手へ届くので、「え、最初なんて言いました?」と聞き返されることがなくなりました。地味なポイントですが、毎日会議をする身としては非常に大きなメリットです。
マイクのノイズキャンセリングが優秀すぎる
個人的にAeroClip最大の魅力だと思っているのが、マイクのノイズキャンセリング性能です。
4基のマイクとAIノイズリダクションの組み合わせにより、周囲の雑音が一切といっていいほど相手に入りません。実際、家族の生活音がある環境やカフェで会議をしても、相手から「周りの音、全然聞こえないですよ」と言われるレベル。
この1年、マイク性能で不満を感じたことは一度もありません。オンライン会議用イヤホンとして、この点だけでも選ぶ価値があると断言できます。
音質も良く、音楽鑑賞用としても十分楽しめる
「会議メイン+YouTubeがそこそこ観られればOK」くらいの期待値で買ったのですが、良い意味で裏切られました。
12mmの大きめなドライバーを搭載していることもあり、オープンイヤー型ながら低音もしっかり出ていて、音楽鑑賞用としても普通に楽しめる音質です。作業中のBGMやYouTube視聴はもちろん、音楽をじっくり聴いても不満のないレベルに仕上がっています。
マルチポイント対応で、PC+スマホの2台同時接続が可能
AeroClipはマルチポイントに対応しており、2台のデバイスと同時にペアリングできます。
私の場合は「PC1台+スマホ1台」の組み合わせがメイン。PCで会議をしつつ、合間にスマホでYouTubeを観る、といった使い方が切り替え操作なしでできます。スマホ2台の同時ペアリングも可能です。
ただし、このマルチポイントには1年使って感じた不満点もあるので、次の章で詳しく説明します。
【改善点】1年使ったからこそ言える惜しいポイント
イヤーカフ型ゆえに音漏れはする

構造上どうしようもない部分ですが、オープンイヤー型なので音漏れはします。
自宅での会議や作業用BGMなら問題ありませんが、電車内などで大音量で音楽を聴く使い方には向いていません。音量を上げれば上げるほど周囲に聞こえるので、外で使う場合は音量控えめが前提になります。
「大音量で音楽に没入したい」という人は、素直にカナル型のノイズキャンセリングイヤホンを選んだほうが幸せです。
マルチポイントの切り替えがアプリでしかできない

1年使って一番不便に感じているのがここです。
マルチポイント自体は対応しているものの、接続デバイスの切り替えがAnkerのアプリ「soundcore」からしか行えません。先に接続されているデバイスをアプリ上で切断してから、別のデバイスに繋ぎ直す必要があります。
2台運用なら問題ないのですが、3台以上のデバイスで使い回す場合はかなり不便。特に厳しいのがPC2台を使い分けるケースで、PCにはsoundcoreアプリの切り替え操作ができないため、運用はかなり面倒です。
デバイス本体のBluetooth設定から自由に切り替えられるようになれば、この不満は解消されるのですが……。今後のアップデートに期待したいところです。
価格は少し高め(ただし性能を考えれば納得)
公式価格17,990円は、イヤーカフ型イヤホンとしては高価格帯です。
ただ、この価格に見合うだけの価値はあると感じています。音質、マイクのノイズキャンセリング性能、装着感、バッテリー持ち、いずれも素晴らしく、1年間毎日使い続けてきた今、「高かったけど買ってよかった」と胸を張って言えます。
安さ重視ならもっと手頃なイヤーカフ型もありますが、オンライン会議での使用がメインなら、マイク性能への投資として十分回収できる金額です。
ケースがワイヤレス充電非対応なのは惜しい
充電ケースはUSB-C充電のみで、ワイヤレス充電には非対応です。
デスクにワイヤレス充電器を置いている身としては、ポンと置くだけで充電できたらさらに快適だったのに、と思わずにはいられません。バッテリー持ち自体は本体最大8時間・ケース込み最大32時間と優秀なだけに、ここだけが惜しいポイントです。
1年間使い続けた総評:オンライン会議メインなら「買い」

改めて1年間の使用を振り返ると、AeroClipは「オンライン会議の快適さ」に全振りしたい人にとって、間違いなく買いの一台です。
- 耳が痛くならない・蒸れない・声が籠らない
- マイクのノイズキャンセリングが優秀で、相手に雑音が届かない
- 喋り始めから声がクリアに届く
- 音楽鑑賞用としても十分な音質
AirPods Pro 2時代に感じていた不満は、ほぼすべて解消されました。1年経った今も装着感やバッテリーに劣化を感じることはなく、毎日の会議の相棒として活躍し続けています。
音漏れとマルチポイントの切り替えという弱点はあるものの、「会議メイン+動画・音楽鑑賞がサブ」という私の使い方では、デメリットを補って余りあるメリットがありました。