海外への観光やビジネスで必須なインターネット環境。特に海外旅行中にインターネットに接続できない時間があると日本にいる家族や友人などとの連絡に困るだけではなく、旅行中の観光地・チケット予約・飲食店サーチなどにも困ります。イモトのWi-Fiなどを日本国内でレンタルして持ち込む方も多いかと思いますが、普段使い慣れたスマホでデータ通信・通話ができると便利です。今回はシンガポールのSIMカードについてご紹介します。

 

 

国内キャリアの海外ローミングは高額。レンタルWi-Fiは速度が遅い

シンガポールで何故SIMカードを購入することをオススメするかという理由を語る前に、シンガポールで普段から使っているiPhoneやGalaxyでインターネット接続をする主要な方法を下記にまとめました。

 

 

シンガポールでのインターネット環境は下記4つの手段から選ぶことができます。

シンガポールでのインターネット接続方法
  • シンガポール市内の無料Wi-FiやホテルWi-Fiを利用する
  • 日本でイモトのWi-Fiなどをレンタルして持ち込み利用する
  • ドコモ・KDDI・SBの海外プランを利用する
  • シンガポール現地でSIMカードを購入して利用する  オススメ!

 

 

ドコモ・KDDI・SBの海外プランを利用すると1,000円/日くらいの費用が発生します。例えば、5泊7日のシンガポール旅行であれば6,000円~7,000円程度掛かります。通信キャリアの海外プランは高額なので、あまりオススメしません。

 

 

イモトのWi-Fiなどの海外Wi-Fiレンタルサービスを利用すると、3,000円~6,000円前後です。ドコモなどの通信キャリアよりも安価ですが、通話ができないという致命的な欠陥があります。

 

 

普段使っているスマホを普段通りに使うなら、やはりシンガポール現地でSIMカードを購入するのがオススメです。プランにより価格は変動しますが、2000円未満で7日間、データ通信や音声通話が可能です。これが最もお買い得かつ便利です!

 

 

 

設定は現地スタッフが実施するから安心

シンガポール現地でSIMカードを購入した方が良いとわかっても「設定が分からない」「高額請求されたらどうしよう」「どのプランを購入すれば良いのだろう」「SIMカード交換ってどうやるの?」などの不安が多くあると思います。

 

 

でも大丈夫です!

 

 

シンガポールのチャンギ国際空港でSIMカードを購入するとほぼ100%の確立で現地の携帯電話会社のスタッフがiPhoneやGalaxyなどの設定を行います。つまり、自分自身でSIMカードの入れ替えや設定は不要なので、初心者でも安心して使うことができます。また、プリペイドSIMカードなので、自分でチャージしない限りは高額請求になりません。

 

 

シンガポールではSingtelのSIMカードがオススメ

シンガポールでは日本国内同様に何社か携帯通信キャリアが存在しますが、私のオススメ「Singtel(シングテル)」です。

 

 

Singtelはシンガポール国内の最大手携帯通信キャリアとなります。元々は国営企業でしたが、1992年に民営化された会社です。日本国内のNTTドコモと同じようなルーツを持ち、シェアもシンガポール国内No.1です。シンガポール国内のエリアカバー率は非常に高く、通信速度も日本国内とほぼ同じ高速インターネットを体感できます。4G LTEが普及している国なので3Gに落ちるシーンもほぼありません。テザリングだって超快適にできます。

 

 

SIMカードプラン 15ドル hi! Tourist SIM Card 30ドル hi!Tourist SIM Card 50ドル hi!Tourist SIM card(Twin Pack)
データ容量 100GB 100GB 100GB
フリーアクセス Facebook, LINE, WeChat, WhatsApp Facebook, LINE, WeChat, WhatsApp Facebook, LINE, WeChat, WhatsApp
ローカル電話 500分 無制限 無制限
ローカルSMS 100通 無制限 無制限
国際電話 30分 90分 90分
データローミング(Australia, Indonesia, Malaysia, Thailand) 1GB 3GB 5GB
有効期限 7日 12日間 15日間

 

なんと、「15ドル hi! Tourist SIM Card」であれば100GBのデータ通信容量15ドル(約1,200円)で販売されています。

それでいて7日間利用できます。

 

 

シンガポール国内通話は500分の無料通話が付いています。シンガポール国外の国際電話は30分の無料通話が付いています。

 

 

 

7日間という制約はありますが、100GBが日本円で約1,200円なので破格です。更にシンガポール国内無料通話が500分付いているので、至れり尽くせりです。

 

 

シンガポールチャンギ国際空港で購入がオススメ

SingtelのSIMカードの購入はシンガポールチャンギ国際空港がオススメです。シンガポール市内のセブンイレブンでもSingtelのSIMカードの購入はできますが、チャンギ国際空港だと99%の確立でスマホの設定もしてくれます。つまり、SIMカードの購入さえすればSIMカードの開通設定スマホの設定をしてくれます。

 

SingtelのSIMカードの購入するためには下記の持ち物が必要です。

 

  • SIMロック解除済みのスマホ (Android / iPhoneのどちらでもOK)
  • パスポート
  • シンガポールドル(現金のみの場合が増えています)

 

 

チャンギ国際空港は4ターミナルから成り立っていますが、全てのターミナルの到着口で必ず販売しています。Singtelブースで販売されている場合両替所内で販売されている場合の2パターンが存在します。その際はSingtelと記載されいている 看板 or デジタルサイネージ を探しましょう。看板 or デジタルサイネージが掲示されていれば必ず販売されています。

 

 

まとめ

今回はシンガポールの現地SIMカードについて説明しました。私自身が海外旅行好きなため、何ヶ国か訪れて現地SIMカードを購入しましたが、シンガポールの現地SIMカード購入&設定は1位か2位を争うほど簡単です。現地で電話ができることでオプショナルツアーのプラン変更やカスタマイズなど、メールやチャットだけでは実現が難しいこともできました。この機会にSIMフリー端末で海外SIMカード購入にチャレンジしてみてください!

 

Singtel公式サイト

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事