SONYがベルリンで開催されているIFA 2019にて新型ミュージックプレイヤー「WALKMAN A100シリーズ」を発表しました。
Android 9.0搭載でSpotify や Amazon Musicが利用可能に!
SONYが発表した新型ミュージックプレイヤ「WALKMAN A100シリーズ」は、2018年に発売された「WALKMAN NW-A50シリーズ」の後継モデルとなります。現時点では日本での発売はアナウンスされていません。欧州での価格は350ユーロで、ノイズキャンセリングイヤホンが付属します。
WALKMAN NW-A100は16GBのストレージを内蔵。ディスプレイは3.6インチ(1280×720ピクセル)と前モデルから0.5インチ大型化されました。
最大の特徴はOSにGoogleが提供するAndroid 9.0 と Wi-Fi が搭載されたことにより、Spotify・Apple Music・Amazon Prime Music・You Tube・AWA・LINE Musicなどの音楽ストリーミングサービスが使用できるようになります。
SpotifyやApple Musicの利用中でもWALKMAN独自テクノロジーである「S-Master HX」や「DSEE HX」の効果を反映させることができ、楽曲の音質が大幅に向上します。
WM-Portを廃止し、USB Type-Cへ
WALKMAN NW-NW50シリーズまで採用されていた本体とPCを接続するWM-Portコネクタが廃止され、WALKMAN NW-A100シリーズにはUSB Type-Cが採用されました。
ストレージには16GB内蔵に加え、microSDカードによる増設にも対応。最大容量はmicroSDXC 128GBとなっており、内蔵ストレージ 16GB + microSDXC 128GB = 144GBの容量をサポート。
音楽機能面では、フルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、DSD 11.2MHzまでの再生をサポート。DSD 11.2MHzファイルの再生の場合は、リニアPCMへ変換処理をしながら再生。PCMは384kHz/32bitをサポートします。
非ハイレゾ音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載。MP3やAACなどの音源をハイレゾ並みのクオリティで聴くことができます。付属のノイズキャンセリングイヤホンを使用すれば、周囲の騒音を打ち消すことができます。
S-Master HX や DSEE HX はSpotify・Apple Music使用時でも有効化が可能。Android 9.0採用により、従来のミュージックUIは「W.ミュージック」にアプリ化。基本的な操作はNW-A50シリーズを継承しており、操作面の大きな変更点はありません。
BluetoothはLDAC/aptX HD/SBCをサポート。連続再生時間は有線接続時で最大26時間、Bluetooth接続時で最大10時間。本体サイズは54.8(幅)×97.3(縦)×11(厚)mm、重さは約103g。