こんにちは!ヤスオ(@yasuo5213)です!
ゲーミング環境の改善を兼ねて新たなゲーミングノートPCを購入しました。
今回購入したのは「acer Nitro 5 (AN515-58-N76Z46/4)」です。RTX4060/Core i7-12650H/144Hz の豪華仕様となります!
目次
- 1 意外とレビュー記事がほぼない acer Nitro 5
- 2 日本での acer の知名度ってあんまりない?世界シェアは5位だけど…
- 3 acer Nitro 5 AN515-58-N76Z46/4 スペック
- 4 acer Nitro 5 レビュー
- 5 開封
- 6 外観レビュー
- 7 ディスプレイレビュー | このクラスのゲーミングノートPCの中では上位クラス
- 8 CPUレビュー | CINEBENCH R23で計測!
- 9 メモリレビュー | 16GB(DDR4-3200MHz) ユーザー交換は不可
- 10 GPUレビュー | RTX4060搭載でFPSも快適にプレイ可能!
- 11 ストレージレビュー | M.2 Gen4 で爆速!
- 12 総評 ★★★★★ | コスパ最強マシン!価格もそんなに高くない!
意外とレビュー記事がほぼない acer Nitro 5
2023年末に acer Nitro 5 (AN515-58-N76Z46/4) を新品未開封を約13万円で購入しました。
メインはHP製ゲーミングPC(RTX3080/Core i7)ですが、帰省時や省エネ対策としてサブゲーミングノートPC「ASUS TUF Dash F15 FX516PM (RTX3060/Core i5)」を使用していました。
ASUS TUF Dash F15 FX516PM はメインメモリ増設やSSD換装を経てApex/VALORANTが快適に使えるようになりましたが、RTX4060/Core i7だったらどれくらい快適度がパワーアップするか気になり始めました!
そんな中、acer Nitro 5 (RTX4060/Core i7) が約14万円で販売されていたので購入を検討すべくリサーチしましたが、国内でのレビュー記事がほとんどありませんでした。
『だったら、自分で購入して色々試して自己満足しよう!』という謎の自己肯定感で衝動買いしてしまいました。
日本での acer の知名度ってあんまりない?世界シェアは5位だけど…
購入にあたりレビュー記事などを検索しましたが、国内だとあまり情報が出てきませんでした。
“acerって何よ?” みたいな方のために acer をサラッとご紹介。(個人的にはacerは超有名企業だと思っていますが)
2023年時点では世界第5位(2024年では6位?)のPC販売シェアを持つ台湾メーカー。
グローバルでは4位のAppleの次に売れているメーカーです。また、国内のゲーミングノートPCでシェアが高いASUSが第6位と推定されており、acerはグローバルにおいてはASUS並みに知名度及びシェアが高いメーカーです。acerは日本国内だと、法人向けPCに注力しており会社から貸与されているPCがacer製という人も多いのではないのでしょうか。
acer Nitro 5 AN515-58-N76Z46/4 スペック
■製品名 | acer Nitro 5 AN515-58-N76Z46/4 |
メーカー | acer |
OS | Windows 11 64ビット |
CPU | Intel Core™ i7-12650Hプロセッサー 2.30GHz (ターボ・ブースト利用時の最大周波数:4.70GHz) |
RAM | 16GB ※交換不可 (SO-DIMM 8GB×2、DDR5-4800MHz SDRAM、デュアルチャネル対応) |
ディスプレイ | 15.6インチ フルHD(1080×1920) 非光沢/IPSパネル/144Hz/約1670万色 |
GPU | NVIDIA GeForce RTX4060 Laptop ビデオメモリ8GB (最大消費電力140W) |
ストレージ | 1TB SSD (M.2 Type2280)、PCIe Gen4、MVMe |
WEBカメラ | HD Webカメラ (約90万画素) |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax 準拠 (Killer™ Wi-Fi 6 AX1650i) |
有線LAN | 1000Base-T/100Base-TX/10Base-T 準拠(Killer™ Ethernet E2600、Wake-on-LAN対応)、Intel® Killer™ DoubleShot™ Pro対応 |
外部インターフェース | イーサネット(RJ-45)ポート×1、USB 3.2ポート×2(Type-A、Gen 2、最大10Gbps、うち1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 3.2ポート×1(Type-C、Gen 2、最大10Gbps、Thunderbolt™ 4対応、映像出力対応)、USB 3.2ポート×1(Type-A、Gen 1、最大5Gbps)、ヘッドセット/スピーカー・ジャック×1、HDMI出力ポート×1、DCジャック×1 |
重量 | 約2.5kg |
サイズ | 約360.40[W] x 25.90(26.90)[H] x 271.09[D] mm |
acer Nitro 5 レビュー
開封
早速、箱を開封します。
箱を開けると『箱』が出てきます。最初の箱が 『輸送用箱』、この箱が 『製品箱』 となります。モノクロプリントですが派手めなデザインですね。
中には、acer Nitro 5、電源ケーブル、各種説明書、保証書が同梱されています。
外観レビュー
天板はブラックを基調としています。上部にはacerロゴが彫られており、ゲームに出てきそうな模様がプリントされています。
厚さが25.9~26.9mmですが、厚みを感じます。
ASUS TUF F15シリーズの厚さが19.9mmとスリムなので余計に厚みを感じてしまうようです。
約5mmの厚さでも結構印象が変わるものですね。
本体左側面は有線LANポート、USB 3.2 Type-Aポート、イヤホンジャックを装備。
本体右側面にはUSB 3.2 Type-A × 2ポート を装備。
後部は電源ジャック、Thunderbolt4対応のUSB 3.2 Type-Cポート、HDMIポートを装備。
Thunderbolt4対応で外部ストレージへの高速読書込み、Thunderbolt対応USBドック、eGPU(グラボ内蔵なので不要ですが)など多様な使い方ができます。
開くとこんな感じです。
画面下部のベゼル面積が多いですが、それ以外は至った普通の見栄えです。
ディスプレイは15.6インチ フルHD(1920×1080) 非光沢/IPSパネル/144Hzです。
144Hz駆動なので、ApexやVALORANTのようなFPSも快適にプレイできます。
ゲーミングノートPCには珍しくWEBカメラ(90万画素)が搭載されており、TeamsやZOOMなどのWEB会議もできます。
キーボードは日本語配列です。テンキーも搭載しているため、若干窮屈にキー配列がされているように感じます。
そのため、私も慣れるまでは多少のタイプミスが発生しました。(特にWindowsログイン時によくミスる)
RGBバックライトを内蔵なので光らせることができます。4分割でのカラー変更が可能なので、写真のようにレインボーカラーっぽく仕上げられます。
ディスプレイレビュー | このクラスのゲーミングノートPCの中では上位クラス
ディスプレイですが、非光沢IPSパネルなので正面・真横・上下から見ても発色を失うことなく綺麗に見えます。
残念ながら色域を測定するツールが無いので個人的な主観となりますが、普通にキレイです!
ネットサーフィン、AmazonPrime、Netflix、写真閲覧をするのであれば全く問題無いレベルです。
横からディスプレイを見てもバックライトの明るさが落ちることなくキレイな映像を見れます。
普段からゴリゴリにキャリブレーションされたディスプレイを使っているユーザー、Macbookやゲーミングモニターユーザーからすると少し画質が悪いかなと思われるかもしれません。
先日まで所有していた ASUS TUF F15 TFT の IPS相当のディスプレイより断然こっちの方が綺麗です。
鮮やかさが全然違います。それだけでも購入して良かったなと思います。
CPUレビュー | CINEBENCH R23で計測!
CPUは第12世代のCore i7-12650Hを搭載。CINEBENCH R23で計測した結果がこちらになります。
- CPU(Multi Core):12987 pts
- CPU(Single Core):1693pts
CINEBENCH R23で計測した平均値がマルチコアで13000前後、シングルコアで1810前後なので許容範囲内かと思います。
acer Nitro 5にはシステム設定アプリNitroSenseが搭載されており、こちらで「パフォーマンスモード」に変更すると更にベンチーマークスコアが向上すると思います。
こちらに関しては時間ができたタイミングで試してみようと思います。
メモリレビュー | 16GB(DDR4-3200MHz) ユーザー交換は不可
SK Hynix製HMCG66MEBSA092Nを搭載。 DDR4-3200MHz 8GB × 2枚 = 16GB という仕様になっています。ゲーミングノートPCあるあるのユーザーによる交換ができない仕様と記載されていますが、メモリ型番から推測するとユーザーによる交換はできそうです。
※You Tubeでは交換できる仕様と説明している方もいますが、蓋を開けていないため真相は分かりません。
個人的には、Core i7-12650H / RTX4060 を搭載したゲーミングノートPCは16GBあれば十分だと思います。
実際に使ってみて、今のところ不自由を感じたことは全くありません。快適です!
GPUレビュー | RTX4060搭載でFPSも快適にプレイ可能!
3D Mark Time spy Score でGPUベンチマークを計測した結果、10708でした。
ゲーミングノートPCのRTX4060の平均スコアが10428なので、十分にパフォーマンスが発揮しています。
ちなみにCPUは11196、トータルスコアが10778スコアと Good(良好) という判定が出ています。
Apex Legends を1920×1080の最高設定でプレイすると平均で120~130FPS、最高で138FPS出ていました。
液晶ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzということを考えると acer Nitro 5 のパフォーマンスを余すことなく使えるスペックに仕上がっていると言えます。
ベンチマーク測定中、ゲームプレイ中もファンの音はするものの、ASUS TUF F15 よりも圧倒的に静かです。
静穏性を求めるなら、acer Nitro 5 という選択肢も結構アリな気がしています。
ストレージレビュー | M.2 Gen4 で爆速!
ストレージはSamsung製MZVL21T0HCLRを搭載。 M.2 Type 2280 (Gen4) 1TB という仕様です。
CrystalDiskMarkでベンチマークを計測した結果が M.2 Gen4 ということもあり爆速です。
Gen 4理論値の5,000MB/sを超えた5,056MB/sのウルトラハイスピードのスコアがでました。!
ゲームが快適にプレイできることは勿論、4K動画編集もバッチリできるスピードとなっています。
総評 ★★★★★ | コスパ最強マシン!価格もそんなに高くない!
acer Nitro 5 の各所を見てきましたが、いかがでしょうか。
Core i7-12700H / RTX4060 / 16GB / 1TB(Gen4) / フルHD 144Hz駆動 のハイエンドゲーミングマシン。
スペックだけではなく、ファンの最適化も最適化されているためパフォーマンスも十分に発揮しています。
セール有無によって価格が変動していますが、2023年のAmazonブラックフライデーでは139,450円という破格で販売されたこともあります。
現在は150,000~189,800円で販売されており、ゲーミングノートPCの中ではミドルクラスの価格帯となります。
ミドルクラスの価格帯では液晶ディスプレイがTFTだったり、IPSでもお世辞にもキレイといえないモデルが多い中、acer Nitro 5 はミドルクラスの中ではキレイな部類に入るクオリティだと思います。
ゲーミングノートPCメーカーは、ASUS、MSI、HP、DELL と競合揃いですが、acer製も負けていません。むしろコスパでは最も良いかもしれないです。
気になった方は一度チェックしてみてはいかがでしょうか?