Windows 10のエクスプローラーでもChromeのようにタブ化したい!
ということで「QTTabBar」を導入しました。QTTabBarはエクスプローラーをタブ化できる無償ソフトウェアとなっています。
目次
QTTabBar とは?!
QTTabBarとは、Windows 10標準機能のエクスプローラーをタブ化できるツールです。
エクスプローラーをタブ化することで1つのウィンドで複数のフォルダを確認することができ、写真やドキュメント等のファイル管理を効率化することができます。
QTTabBarは、フリーソフトなので無料で使うことができます。
この手のソフトウェアは他にも Clover や Tablacus Explorer などがありますが、Cloverはセキュリティ問題ありますし、Tablacus Explorerは安定しているもののUIがあまり好きではないので、QTTabBarをインストールすることにしました。
タブ化することでのメリット
- エクスプローラーを1つのウィンドに集約できる
- 開いているエクスプローラーのパスをタブ名で把握できる
- 複数のエクスプローラー間の移動手間が無くなる
Windows 10 標準エクスプローラーのデフォルトでは1つのウィンドで、1つのフォルダしか表示できないため、フォルダを2個以上開く場合はエクスプローラーも同じ数だけ開かないといけません。
複数のエクスプローラーを開く場合、どのエクスプローラーが、どのフォルダを開いているか分からなくなります。
タブ化することで、タブ名を見るだけでどのタブでどのフォルダーを開いているか一元管理できるようになります。
QTTabBar インストール
QTTabBarは製作者サイト「QuizoApps」)から無料ダウンロードができます。
2021年8月9日時点では動作が安定している QTTabBar ver 1043 for 64bit が推奨です。
Windows 11にも対応した最新版はQTTabBar ver 2048 beta 1 for 64bit Windows 11 IP ですが、ベータ版なのであまりオススメしません。
安定版(ver1043)をダウンロードし、ZIPファイルを解凍して「QTTabBar」をインストールします。
インストール完了後、エクスプローラーでQTTabBarを有効にします。
QTTabBarはインストールしただけでは有効にならないので、必ず自分自身で有効にする必要があります!下記の3ステップを踏むことでQTTabBarが有効になります。
▼QTTabBarを有効にする手順
① エクスプローラーを開いて画面左上のタブの [表示] をクリックします。
② 画面右上の [オプション] をクリックします。(文字の部分をクリックします)
③ [QTタブバー] をクリックします。
QTTabBarの有効化が完了すると、上記のようにエクスプローラーがタブ化されます!
Chromeのように [Ctrl+左クリック] でフォルダを新しいタブで開くこともできます。
QTTabBarをカスタマイズしてみた
QTTabBarは有効時のデフォルト設定でも使えますが、オプションを使って様々な変更が可能です。
▼QTTabBarのオプションの開き方
① エクスプローラーを開き、タブ列のどこかで右クリックをします
② QTTabBar のオプションを左クリックします
クリック時の動作変更、推移先の変更、見た目の変更など、様々な項目を自分好みに変更できます。
私はクリック時の動作(イベント)を中心にカスタマイズしています。カスタマイズと言っても各種動作を「なし」に設定しているだけです(笑)
ノートパソコンの誤作動で違う場所に移動したら困りますからね(笑)
QTTabBar アンインストール (2023/10/03)
QTTabBarをアンインストールするためには、インストールに使用した「QTTabBar.exe」をダウンロードして、起動します。
「Uninstall QTTabBar」にチェックマークを入れて「Finish」をクリックするとアンインストールが可能です。
※これで上手くいかない場合、「Update/Repair QTTabBar」を試した後に「Uninstall QTTabBar」を実行するとアンインストールができるかと思います。