KDDIが先日発表した5Gサービスと同時にNVIDIAが提供するクラウドゲームプラットフォーム「GeForce Now」の提供を2020年夏頃から提供すると発表しました。国内では既にSoftBankがプレサービスを提供しており、2020年6月から正式サービスの提供が開始される予定です。
KDDIは世界で7番目にGeForce Nowのパートナーに
KDDIがNVIDIA社のGeForce Now Allianceに加入し、日本国内で「GeForce Now」のサービスを提供することを発表しました。サービス提供は2020年夏頃を予定していますが、具体的なサービス開始日や料金などは発表されていません。
GeForce Now AllianceのパートナープログラムはKDDIが7社目となります。
なお、国内では先行してSoftBankがGeForce Nowのプレサービスを提供しており、2020年6月から商用サービスを提供する予定。つまり、日本国内ではSoftBankとKDDIからGeForce Nowが提供されます。
KDDIとSoftBankのサービスに差はある?
GeForce NowはPCのGPUでお馴染みのNVIDIAが提供している「クラウドゲーミングサービス」です。クラウドゲーミングではPCゲーム処理を“クラウド上”で行い、プレイヤーにはクラウドから送られてきたゲーム画面を見てゲームをプレイします。
高額・高消費電力・場所を取るゲーミングPCが必要無く、プレイヤーがクラウド上のゲーミングPC環境にインターネット経由でアクセスし、ゲームをプレイできる仕組みです。普通のノートパソコンでも、グラフィックが物凄い「FINAL FANTASY XV」「バトルフィールドV」「Forza Horizon 4」「GTA5」「エースコンバット7」などをプレイできます。
クラウドゲームサービスのため、KDDIとSoftBankのサービス内容はほぼ同じになる見込み。違いとしては、料金プランやグラフィック品質となると思われます。KDDIが提供するGeForce Nowのサービス内容は今後随時発表される見込みで、国内では2020年6月時点ではSoftBankの1社のみの提供となる模様。